葬儀 [海外生活]
instructorコース生は、私含め日本人2名(男1女1)後半に男1名。
他ショップからも3名、合計6名です。
男性は東京でカメラマン助手の仕事をしていたそうです。
女性はオーストラリアのワーホリで、divingのinstructorコースに入っていましたが、
担当instructorが窃盗などをしたので、コースが終了出来なかったそうです。
オーストラリアから直接やってきて参加しています。彼氏が日本にいるそうです。
先生となるコースディレクターという偉い方についてみんなでお勉強します。
divingのこれからについて熱く語ったり、
instructorになった後はどういった道に進もうだとかいろいろ時間を共有しました。
ほとんどいつも一緒に行動しています。
しかし、自分だけ風邪になり数日休みました。
祝海外病院受診デビュー
インターナショナルホスピタル受診。熱が高いと思われる状態で、カブで走り何とか到着。
唯一の日本人スタッフは風邪で休みらしい。
はい!英語で診察です。
確実に二度と受診しないと思いますが、診察券をもらいました。
次の日宿にショップから電話がかかってくる。
「コース生の女性が亡くなりました」
「・ ・ ・」
「葬式が今日の夕方行われる」
何が何だか、理解できません。
その女性のアパートへ行きました。
ドイツ人女性と部屋をシェアしていたそうです。
他ショップからも、多くの日本人の人たちが参列してくれています。
部屋にぎゅうぎゅう詰めで座り、お坊さんがやってきて葬儀が始まりました。
話を理解できていない状況で、外国での葬儀です。
同じ仏教なので、大きな違和感なく行ったのではないかと思います。
その後レストランに移動し、参列した人も含め食事会が開かれました。
葬儀で気が付きませんでしたが、日本からご両親が来られていました。
タイは、時差があります。
ご両親の腕時計は、日本時間を示しています。
気丈に挨拶されていました。
次の日、ショップに集まります。
日本人チーフマネージャーから事故の説明がありました。
わたしが休んでいる時に、いつものようにスタッフなどの集まりがあったそうです。
その帰り道、バイクでカーブの途中、対向車両とぶつかり亡くなったそうです。
国際免許の期限も切れてしまっていたそうです。
しかも、ぶつかった車の運転手は、どこの誰だかわかっているそうですが、警察は逮捕に行かないそうです。
出頭してくれば捕まえると言われ、遺体確認へ行ったマネージャーも、
そこは納得いかないと話していました。
女性が、Instructor試験に合格し、日本へ帰国する2週間前の出来事でした。