ダイビング 楽しめる人! 楽しめない人! [海外生活]
トップレスの中をかいくぐる、ビーチダイビングもあります。
しかし、デイトリップがメインです。
その日は、担当熱血イントラの水中ガイドのアシスタント。
お客さんは5人。
一人旅のアメリカ人・・・なんかきょどっている様子。
水中だときょどり具合が異常です。きょろきょろもすごい速さ・・・
エアー消費も早いです。吐き出される、気泡が次から次へと排出されています。
グループ移動ですが、そのアメリカ人だけ途中ですが、
2人で一緒に浮上のサインをだされボートに戻ります。
水中からフロートを膨らませ、先に海面へ打ち上げます。
フロートにロープがつけてあるので、つかまりながら 水深5m・3分とどまります。
離れて並走するボートがフロートに気が付きピックアップ。
その間もきょどっています。こちらも移りそうです。
300本くらい潜っているようですが、メンタル面に難ありですね。
メンタル面と言えば、日本人はメンタル面に弱く、特に男性が厄介な場合があるそうです。
外国人は、ストレスがあっても地力でねじ伏せられるようです。
ショップで、日本人はメンタルが弱く、外国人スタッフは日本人をガイドしない。
日本人スタッフは外国人をガイドできる。と言われました。
日本人客は日本人しかケアできないそうです。
そのショップの統計の様ですが・・・
オーナーがドイツ人で客もヨーロピアン中心なので、ケースが少ない気もします。
しかし言われて納得するような気も。
Divingはメンタルのスポーツと言われることがあります。
最初は機材や移動などで体力的に不安視されますが、慣れてきたらメンタルです。
水中でぽけーっとリラックスすればするほど、エアーの消費量も少なく、無理なく潜れます。
大根 が命を守ります! [海外生活]
ダイコン:命の次にくるような大切なアイテムになります。
はい!ウソです。 ごめんなさい<m(__)m>
ダイコン・ダイビングコンピューター です。
初日です。
デイトリップ1本目が終了してふと見ると、ダイコンが水没している。
命の次に大事なのに・・・
海外ダイビング1本目 天国から、まさに地獄に落とされた気分です。
ボート上、どうすることもできません。
店はありませんが、人がいます。
アシストでついている、日本人のお客さんが、2個 大根 を所持されていました。
それ~となく話を聴くと、懸賞で当たったので“何となく”持ってきたと・・・
“なんとなく、何となく、何となく・・・”
海外旅行で、脳みそを日本に置いてきた、のほほ~ん状態からおさらばです。
どうしたら“何となく”の物をゲットできるのだろうかと、頭をフル回転させます
全く思いつきません ストレートに言うしかないのか・・・
2本目
アシストで後方やや上からついていきます。
ふと、後ろに気配を感じます。くるっと振り返ると・・・
マンタです、マンタ。3m以上はあります。
叫びます。水中で叫び続けます。通常ダイブベルを鳴らして呼びますが、叫んだほうが早いと判断しました。
「うぉ~」
全員で振り返り「おぉ~」「わぉ~」っと、水中でも声が聞こえます。それほどに大きくて優雅でした。
はい!ダイコンgetできました。
ボートに上がってテンションが上がっているすきに、交渉しました。こちらも命がかかっています。
何もしていませんが、海に感謝いたします。
ダイビングコンピューター(ダイコン):普通のダイビングタンクは、
周りの“その”空気(酸素:窒素=2:8、200倍に圧縮)が入っています。
空気中の酸素は体内で使われますが、窒素は体内に溶け込み溜まってしまいます。
水面に浮上する時に、溶け込んだ窒素の量が多すぎると
血管内で、炭酸飲料を開けた時のように気泡が発生し、
いわゆる“潜水病”“減圧症”です。“どえらい”ことになります。
そうならないように、窒素が適度に排出され、安全に水面まで戻ってこれるように
深度と時間をもとにいろいろややこしい計算をしてくれるのが、
ダイブコンピューターです。
まさにコンピューターです。
こうしてダイビングネタを書いていると、海に潜って思いっきり窒素吸いたい気分になります。
デイトリップ・ブランコでトレーニング! [海外生活]
ダイビングを楽しむならファンダイブ
“デイトリップ”(日帰りツアー)へアシスタントとして同行します。
アンダマン海を楽しみたい気分を外には出せず、コース生なのでこらえます。
出発は、ショップからタイ人ドライバーの運転で港へ移動します。ありがたい方に見送られます。
船長とクルーもタイ人です。タンクチャージ(タンクに空気を充填)や荷物の運搬までしてくれます。
ツアーリーダーは、ショップイントラです。そして個々のイントラがツアーを引率します。
日本だと、この全てイントラが行います。大忙しです。
船には朝食用にサンドイッチが置かれています。
もちろんお客さん用です。
しかし初めての海外生活、ゆったりとした朝食なんて毎日食べられるわけがありません。
ガッツリ頂きまぁーーす。
アンダマン海をボートに揺られ1~2時間前後でポイントにつきます。
素敵な海、大勢の外国人、素晴らしい海外生活。
しかし、船に乗りなれていません
その為、毎日立った状態で左右に数十回まわり、
日本では子供との順番待ちをしてブランコにも乗りました。三半規管を鍛えました
はい!ゲロゲロです(お食事中の方すみません)
海をなめていたわけではありません。船が45度程傾くような波もあります。
こんなことで下を向いていてはいけません。
潜り方は、ドリフトダイビングです。
潜ったら潮の流れに合わせて移動していきます。
ボートもその流れを読んでついてきます。
ぴたりと合えば、水面浮上後、ボートまでの水面移動が短くピックアップされます。
ラッキーです
読み間違えや、潮の流れが速い時、遅い時、波が高い時などは、ボートが見つけてくれるのに時間がかかります。
たまに、ダイバーが漂流してしまったニュースを見ますが、こういった原因も関係しています。
その海を熟知し、潮の流れを分かっている船長でも、予測以上の事が起きるのが自然です。
スタッフも必死で安全を守りますが、個々でも安全に気をつけたいものです。
その為、特にドリフトでは、
セイフティーフロート(1mほどのバルーン、うねりがあっても見つけ易い)を水面に立てたり
ダイブアラート(超高音のホイッスル、数キロメートル先まで聞こえます)などを所持します。
できれば個人でも所持していれば安心です。
あとはもちろん、 大根 も必要。
そのお話は、またしたいと思います。